しじみの砂抜き方法

しじみの効果的な砂抜き方法をご紹介いたします。

ご家庭でも簡単にできますので、ぜひお試しください。

用意するもの

  • 料理用ボウル
  • しじみ
  • ザル

①ボウルに宍道湖の塩分濃度と同じ塩水を作る。

1000㏄の水に小さじ2程度が目安。

(真水ではなく、塩水につけることがポイント)

②しじみをなるべく重ならないようにザルに入れる。

(ザルにしじみを入れすぎると上にあるしじみが吐き出した砂を下のしじみが吸ってしまう)

③塩水が入っているボウルにしじみの入ったザルを入れる。

ザルの底をボウルから離し、しじみが水面から出ないように塩水の量を調節する。

(底から離すことでしじみが吐き出した砂を再び吸い込むことがなくなる)

④なるべく暗い場所に置く。

夏は3~4時間、冬は4~5時間程度置く。

(あまり長時間するとしじみが弱ってしまう)

⑤しじみを水から取り出し、水気をとばす。

特に夏場は冷蔵庫で保管をする。

(長時間置きすぎると味がおちてしまう)

⑥すぐに調理しないときは、下記の方法で保存する。

冷蔵保存方法

砂抜きを終えたしじみをザルに入れ、上から濡らしたふきんをかけて、しじみが乾燥しないように保管する。

※3日程度がしじみを美味しく頂ける期間です。

冷凍保存方法

砂抜きを終えたしじみをビニール袋に入れ、輪ゴム等を使って密封し、冷凍庫で保管する。

※冷凍したしじみは約半年間保存できます。

しじみは冷凍することで、旨味が増加し更に美味しく頂けます。

解凍せずにそのままお味噌汁などのお料理にお使い頂けます。

しじみの歩み

島根県出雲市斐川町荘原は宍道湖の西岸に位置する簸川平野の中にあります。有限会社コクヨー(旧コクヨー水産)は昭和50年の創立以来、全国的にも有名な宍道湖のしじみをお客様にご提供してまいりました。

宍道湖は海水と真水も交じり合う「汽水湖」として知られ、その環境から大変質の良いしじみが獲れます。しじみにはオルニチンという成分が含まれており、肝臓をサポートする効果があることが知られています。オルニチンにはアルコールの分解を助ける働きがあり、二日酔いの予防・改善や肝機能を向上させてくれます。また、しじみに含まれるオルニチンには肌の細胞分裂を活発にするとされ、肌の代謝が高まることで、シミやシワの改善、髪の毛や爪の成長促進、腸や血液など体内の免疫系の強化などの効果があると言われています。

コクヨーは宍道湖でその日獲れた新鮮なしじみを、独自の冷凍技術と厳重な衛生管理のもとで冷凍し、皆様の食卓にお届けしています。しじみは冷凍することでその細胞が壊され、生のしじみよりその旨みがより引き出されるのです。

全国の皆様へ宍道湖のおいしいしじみを召し上がっていただけるよう、コクヨーは日々努力してまいります。

この度コクヨーでは、宍道湖産しじみや島根県産のさつまいもに着目し、独自の商品を開発致しました。しじみで培った冷凍技術やしじみの加工技術により、新商品のラインナップが出揃いました。コクヨーの新たな出発点として更なる企業努力をしてまいります。宜しくお願い申し上げます。